低容量ナルトレキソン療法

少量のナルトレキソンの投与が癌細胞の成長・分裂・アポトーシスをコントロールする治療薬として注目されています。

  1. 治療法
  2. 治療の効果
  3. 治療の流れ
  4. 費用

治療法

低容量ナルトレキソン療法とは

ナルトレキソンは30年以上前から麻薬中毒、アルコール依存症、盗癖の治療薬として使われていた内服薬です。
しかし最近のがん治療に関する臨床研究結果から、少量のナルトレキソンの投与が癌細胞の成長・分裂・アポトーシスをコントロールする治療薬として注目されています。
さらに低用量ナルトレキソン療法は、エイズや多発性硬化症・パーキンソンなどの疾患に対しても効果があることから注目されています。

効果が期待できる部位

膀胱ガン、悪性黒色腫、乳ガン、多発性骨髄腫、カルチノイド、神経芽腫、結腸・直腸ガン、卵巣ガン、子宮ガン、神経膠芽細胞腫、膵臓ガン、肝臓ガン、前立腺ガン(無治療)、肺ガン(非小細胞肺がん)、腎細胞ガン、リンパ球性白血病(慢性)、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、咽喉ガン

治療の効果

がん患者450例に対する低容量ナルトレキソン(LDN)の効果

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米国国立がん研究所(NCI)による低容量ナルトレキソン療法の癌症例調査

2002年6月に、癌専門医および米国国立癌研究所の癌科医がDr.Bihariの診療所の癌患者のカルテ約30例を再検討した。約半数が、問題なく低用量ナルトレキソンに反応したようであるとして、選択された。
2004年3月にBihari医師は標準治療に反応しない450例の患者に低用量ナルトレキソン(LDN)療法を行い60%以上で有効であったと報告した。

低容量ナルトレキソンによる腫瘍増殖抑制の機序

  1. 血流中のメトエンケファリン(副腎髄質で多量産生されるエンドルフィン)およびベータエンドルフィンの上昇を誘発する。
  2. 腫瘍細胞膜上のオピオイド受容体の数・密度の増加を誘発することにより、既存濃度のエンドルフィンの増殖抑制効果に対する受容体の反応性を高めて、癌細胞のアポトーシス(細胞死)を起こす。
  3. エンドルフィンの濃度上昇に反応してナチュラルキラー(NK)細胞の数および活性、リンパ球活性化CD8細胞の数を増加させる。
  4. 2006年9月よりミネソタ大学目ソニック・ガンセンターは国立癌研究所と共同で「ホルモン療法に反応しない乳癌の移転病変に対するLDNの効果」をPETで評価する第2相臨床試験を実施している。

結論

低用量ナルトレキソン(LDN)療法による癌治療は、高濃度ビタミンC点滴治療や化学療法剤などの、癌細胞を殺す治療法ではなく、ガン細胞の成長・分裂・アポトーシスをコントロールする治療法である。
したがって、従来のガン治療や高濃度ビタミンC点滴と併用して治療が行えます。

治療の流れ

1日1回1カプセル(3~4.5mg)を服用します。

費用

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第17回バイオ治療法研究会学術集会

第17回バイオ治療法研究会学術集会

2013年12月7日に福岡大学で行われた第17回日本バイオ治療法研究会 学術集会で、当院と共同研究を進めている徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部 宇都義浩准教授と医療法人再生未来の乾利夫理事長が「ソノダイナミック治療、GcMAFを併用した乳癌の1症例」の演題で講演いたしました。

ソノダイナミック療法 = 超音波ダイナミック療法
GcMAF = マクロファージ活性化療法

i東京クリニック(再生未来)の共同研究機関
R未来がん国際クリニックと大学との共同研究活動と当院の治療に関する研究論文
共同研究大学


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